ブロガー「りっつん」さんが書籍を出版している事例がある事は数年前から知っていたのですが、私も初心者ブロガーとして、遅ればせながら一度読んでおきたいと今回初めて手にとりました。そこには、人生の先輩としての”生きるコツ”が詰まっていました。本を読んで、一度しか読まない本と、何度でも読み返す本がありますが、何度でも迷った時に読み返したい本です。その本の題名はこちら▽
りっつんさんは自身が36歳の時に夫を亡くしています。当時小学校1年生と3年生だった息子たちを一人で育てることになったという経験があります。書籍化までの26年間の未亡人としての暮らしと、12年間のひとり暮らしを紹介しています。
こんな方に読んでほしい
- 自立した人間関係を保ち、心穏やかに生きたい人
- さまざまな別れを経て、ひとり暮らしをしている人
- いつか訪れるかもしれないひとり暮らしを不安に思っている人
人生の先輩から学びたい素敵な言葉 3選
”生きるコツ”が詰まった1冊なので、厳選するのに迷いますが、以下は特に大切にしたい言葉です。
- 心が穏やかでいられるように、自分を計らってやること
- いつでも、誰にでも、幸せの風は吹いてくる。きっと感じればいいだけ。
- 心ときめくことが出てきたら、迷うことなくやってみたい。
①心が穏やかでいられるように、自分を計らってやること
「自分を大切にする」ということの、りっつんさんなりの答えが、「心穏やかでいられるように、自分を計らってやること」だと言っています。
家の中を心地よく整えること、健康に暮らすこと、そして人との関わり方の3つの観点から「自分を大切にする」という考え方を教えてくれています。特に、人との関わり方の観点からりっつんさんは以下のように言っています。
人との適切な距離感を保ち、自分を満たすことができるのは自分しかいないと知る。
扶桑社 りっつん著 未亡人26年生が教える心地よいひとり暮らし
ついつい自分のフィルターを通して、人の心を推測してしまったり、行動を判断してしまったりする事ってありますよね。りっつんさんの言葉は、自立した人間として生きることで、人との穏やかな付き合いができることを教えてくれます。私も人との関わり方で、自分を満たす楽しみを自分だけで出来ないことに設定してしまっていた失敗があります。「自立」する事の本質が以前よりこの本でより深く理解できた気がします。
②いつでも、誰にでも、幸せの風は吹いてくる。きっと感じればいいだけ。
今はもう、幸せを探し求めることはありません。というのも、幸せは求めるものではなく、感じるものだということを知ったからです。
扶桑社 りっつん著 未亡人26年生が教える心地よいひとり暮らし
りっつんさんは、自然を感じている時、幸せの風が吹き抜けていくことが一番多いと語っています。
”自然を感じる”と言えば、私には以前登山の楽しみを教えてくださった方がいました。20代の頃は、バックパッカーで10カ国以上の国を巡っていた程行動的だった私も30代になり、お家と職場の行き来で活動の幅がかなり狭くなっていた時に出会った人でした。縁とはお互いに成長することが無くなった時に自然と無くなるものとは言いますが、与えてもらってばかりだったと思います。今では、頑張ってきた自分へのご褒美に、「羽」をまたつけてもらったような気分でいます。”幸せの風が吹き抜けていく瞬間”を教えてくれたことに、今でもとても感謝しています。
③心ときめくことが出てきたら、迷うことなくやってみたい。
心ときめくことが出てきたら、迷うことなくやってみたい。62歳の今、そんなことを思っています。
扶桑社 りっつん著 未亡人26年生が教える心地よいひとり暮らし
前向きに物事に興味を持ち、生き生きと過ごしているところにとても感銘を受けました。私もブログ活動を通して、さまざまな人、場所、情報、物に出会い、何歳になっても心ときめくことに出会うアンテナを貼り、人生を楽しみたい!そんな思いにさせてくれる素敵な言葉です。
まとめ:人生の先輩として”生きるコツ”が詰まった一冊です。
等身大の自分で正直に飾らずに書く言葉に、とても励まされましたし、等身大の自分で正直に飾らずに書く言葉が、人を励ます事がわかりました。まだあいリスブログでは、徐々にブログを書き始めたばかりですが、今後りっつんさんのように素敵なブロガーそして人生を歩んでいけるよう日々成長しながら歳を重ねていきたいと思っています。
未亡人26年生が教える心地よいひとり暮らし【電子書籍】[ りっつん ] 価格:1430円 |
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